こんばんは、蛯沢です。
大会が終わりました。大会が始まる前も始まってからもずっと楽しかったです。先輩が私たち一年生に「大会は面白いから楽しみにしといて」とおっしゃっていましたがその通りでした。いろんな大学の車両を見て、いろんな人と話して、学生フォーミュラでしか味わえないものを見てきました。今まで見てきたものと違いすぎて今でも実感がわきませんが、ただただずっと笑ってました。そして、もうすでに始まっているCF25はこの輪の中に私も入っているという責任感とどんな車両になるのかという高揚感を感じています。先輩方が考えてきた財産を引き継ぎつつ進化させていきたいところです。まだ未来が見えていないので楽しみ!という期待感だけ持っている状態なので現実を見ることもしていこうとは思います。
私が大会で出会った印象に残っている人についてお話しします。まず、初日の学生スタッフで出会った東大の方。私から話しかけたのですが想像できない生活を送っている方でした。何でそういう思考に至るのだろうと気になり小学生の時から生い立ちを伺っていきました。やはり自分の興味をいかに突き抜けられるかが重要みたいです。土台も飛び抜けていらっしゃいましたが、その先にどれだけ進められるかはまた別のお話。私が中学の時ひとかけらも考えていないことを実現させていました。こういう突き進められる人たちが技術を発展させていくんだろうなと思います。それと同時にそうなりたかったなと思いました。今からでも遅くないと奮い立たせることはできるかも。まだ80歳まで生きるとしても22%しか時間は過ぎてないですからね。まずは自分のやりたいを見つけなくては。おそらく見つかるのは大分先なので今は目の前の車両に力を注ごうと思います。次にYAMAHAのブースでお話しした方です。一般的なああいう企業ブースはおそらく自社がどういう会社なのかどういう製品を作っているのかという説明をするのだと思います。ただ、この方は私とたくさんお話ししてくださいました。個人的に私が聞きたかったのはその人自身のお話だったのでものすごく面白かったです。周りの人から面白いねと言われるのは心地良いです。普通じゃないことをしている特別感みたいな。あとは、クルマという話題でいろんな世代の人が同じような感覚でおしゃべりできる空間とか。そんなものを感じながらお話ししていました。いろんな人とお話ししてみたい、というか話して欲しい、この人のお話が聞きたいという気持ちだけ持って飛び込むスタイルなので特段コミュニケーション能力があるわけではありません。未熟な私にいろんなお話を楽しそうにしてくださった方、ありがとうございました。これからも楽しみにしています。
大会は何が起こるかわかりませんね。この1年の努力を、楽しかった思い出を、ぼやかしてしまってはもったいない。5月から見てきた私でもこの車両との思い出はもうたくさん抱えているので。CF25が楽しみです。