近況報告

菅野です.

最近はエンジンマウントを作っています.後輩に引き継ぎながらやらないといけないのですが,なかなか予定が合わず悩んでいます.製作の方は,準備や後片付けの事を考えればなるべく日を跨がずにやり切ってしまった方が効率が良いので,やると決めた日は一日中フライス盤と向き合っています.

また,他大学のSNSやHPを見ていると刺激を受けることも多く,特に車検やエンデュランスに対する信頼性といった面に関して考え直さなければいけないと実感しました.というのも,他チームの車検落ちやリタイアの原因が自分の担当パーツでかつ軽視していた部分だったためです.最近は今年あたらしくするパーツのことばかり考えており,前年の物をそのまま用いるパーツに関して頭が回っていなかったので,そういったところをもう一度見直していこうと思います.

作業日記 2/17

加藤です.
新しいサイトに移行したことにより,日記の書き方も微妙に変化しました.個人的には使いやすくなったように感じているので,非常に良いですね.
ところで,最近は寒暖差が激しく風邪をひかないか非常に心配ですね.ただ,そろそろ花粉が悪さをする時期にもなってきたので,風邪なのか花粉なのかよくわからない今日この頃です.とはいえ,風邪などひいている場合ではないので,体調管理には十分気を付けていきたいと思います.

この前,初めて工場でスペーサー作りをやりましたが,やってみなければわからないものですね.チャックの強さをミスってパイプを見事なまでのおにぎりにしてしまい,非常にへこみました.また,切り出しの長さも,あまりに長いと旋盤作業に時間がかかってしまう一方,短いとそもそも作り直しになってしまうという,ちょうどいい塩梅に切ることが非常に大切なので,この辺は経験を積んで慣れていくしかありませんね.

次は菅野です.

作業日記

B2の堀田です。

この度サイトがリニューアルし、今回が日記としての初投稿となりました。以前のサイトよりも見やすく、画像の投稿も簡単になったのでありがたい限りです。永田ありがとう。

最近は人の動かし方について考える事が多いです。人を動かすのは苦手ですが、一度書き出して頭の中を整理すれば人に伝えたい内容も整理でき、簡単になります。また、過去の日記や他チームOBのNOTEの投稿も参考になり、面白いです。

次は加藤です。

archive: 反省

まず、今日の日記はいつにもまして読みづらい文書になってしまうことお詫び致します。

今日は取り返しのつかない失敗をしてしまいました。
今日もガレージではサスペンションブラケットのすり合わせを行っていました。
僕は、ある箇所の冶具を立てていたのですが、注意不足で本来の向きと逆さまに治具板をつけてしまい、さらに板がフレームのパイプに当たっていることに気が付かないまま、無理やり最後までボルトを締め付けてしまいました。その結果、リアバルクヘッドのパイプの1本を大きくえぐってしまいました。下の写真をご覧下さい。

本当に、もうどうすれば良いのか分かりません。僕はCUFPに入って今まで、数え切れないほどの失敗をしてきましたが、今回はそのどれとも比べ物にならないほどの深刻な失敗です。フレームのすり合わせを失敗しても、パイプは無駄になりますが、またすり合わせれば良いだけです。しかし、フレームを傷つけてしまうと、たとえ1箇所、僅かな傷であったとしても全体の強度に大きく影響を与えます。特に、今回僕が傷つけてしまったパイプは、アーム類が直につく重要なパイプで、傷は自分も今まで見たことの無いほどに深く、大きいものでした。チームで話し合った結果、このパイプの周りを切断し、新たなパイプをすり合わせて溶接し直すということになりました。これにより、全体の製作の進行は止めざるを得ず、溶接しなおしたフレームは元の状態よりも、重量が増し、強度的な不安が残ることになります。
考えうる限り最悪の事態です。

思い返すと、逆向きで治具をつけていたとき、確かにボルトが締まり辛かったため、4本あるボルトを対角順で交互に少しずつ締めていました。今思えば、なぜボルトが締まりづらい、となった時に、なぜ締まりづらいのだろう、どこかが干渉しているのではないかと考えるべきでした。仮に、フレームに当っていると考えつかなかったとしても、ボルトを締めている間に気づくはずでした。そもそも、治具を逆向きにつけること自体、図面を普通に読めていたらまずあり得ないことでした。 こうしてみると、すべてが普通の人だったらあり得ないことだということが分かります。
注意力散漫と一言で言ってよいのかは分かりませんが、私は作業者として肝心なところが致命的に欠落しているのかもしれません。

何より、心苦しいのは、自分のこの失敗のせいで全体の製作が遅れてしまうこと、たとえ直してもらったとしても多少の問題が残るということ、そして自分ではこの失敗のリカバリーが一切できないということです。
少しでも、反省の意を示せればと思い、この日記とさせていただきます。
本当に申し訳ありませんでした。 今後は、自分含め下級生なども同様の失敗を繰り返すことのないよう、注意していく所存です。