千葉大最長身ドライバー、機械車検で毎年車検員のジャッジに不満を吐く人、何かよく知らんがずっといるでかい人と言えばわかってもらえる方がいるかもしれません。(うちのブログは身内以外の界隈の方にも見られているらしいので軽く自己紹介)
大会お疲れ様でした。
1年間全力で取り組んできた最後に結果を残すことが出来た達成感と、全力で取り組んできたものを失った喪失感で何も手につかない日々が続いています。
自分は幼少期から車が好きで、高校生の頃には大学に入ったら自動車部か学生フォーミュラに入りたいと考えていました。これらが出来るのかというのも大学選びの一つの軸でした。一方で、入試のあたりからコロナが騒がれ始め、入学後は対面授業がない空白の平日昼間を利用して免許を速攻で取り、実家の車のODOメーターをぶん回す日々を送っていました。そんな中で、たしか2020年9月頃、ようやくサークル活動の勧誘が始まり、とりあえず自動車部と学生フォーミュラの拠点を一人で遠目に見に行きました。そこで、ただなんとなく学生フォーミュラの方が精力的に活動しているような気がしたので、こっちに入りました。
入部後の初めての作業のことは今でも覚えています。小さい穴がいくつか開いているでかい鉄の板とドリルを渡され、穴を拡張してほしいと頼まれました。こんなでかい板を車のどこに使うのか、なぜ初めから大きいドリルで開けないのか、「?」だらけでモヤモヤしながら手を動かしていました。
それからはフォーミュラしかやってないです。授業ごとに欠席回数をメモし、上限いっぱいまで調整しながら常に何かを作っていました。浪人してまで大学に入ったにもかかわらず、大学院に進んでもサークル活動にほうけることをなぜ親は許してくれたのでしょうか。本当に感謝しかありません。
学生フォーミュラを始めた理由も、続けている理由も人それぞれだと思います。ただ一つ自分から伝えたいことは一つ一つの決断に理由を持ち、下した決断には責任を持とうということです。2022年はコロナ禍かつメインの代が三学年下がるという厳しいチーム体制の中で、2021年から大きく変えることはなく現状維持を頑張ろうという決断をし、皆で必死に維持にしがみついた結果が4位でした。また、2023年、2024年とターボ化に挑戦するという決断をし、本気で取り組んだからこそ、エンジンやシミュレーションについての知識、ECUについてのノウハウの蓄積、チームリソースの再確認ができ、今年の結果があるのだと思っています。(リーダー、メンバーには迷惑をかけました。ごめんなさい。)
個人個人が、チームが、何かを決めるときには理由を持って、そして決めたことには責任を持って取り組みましょう。自分は今年、チーム目標である総合9位と、個人的に決めたエンデュランスの絶対完走とスキッドパッドでの賞金を目標に活動してきました。(その中で心無い発言が多々ありました。ごめんなさい。)
目標があったから、毎日精力的に生きてました。今の自分にはそれがありません。とりあえずは次の目標を探しながら惰性の毎日を過ごします。来週には留学!留学!TOEIC800点!とか言ってる別人格が誕生してるかもしれませんね。ひとまず英語の勉強として2026ルールを確認…ってアレ(?)
それでは、チームの今後に期待しています。5年間ありがとうございました。