葛と帰省の話

B1の物質科学の熊田です。

先日JARI試走会に行って来ました。その会場で目にしたのは一面を覆う葛で、地元の風景と似ていたので感慨深いものを感じました。

ところで、葛って知ってますか?葛は古来から日本人の食と深い関わりがあり、さらにとても生命力の強い植物です。しかし、その強さ故に、海外で大繁殖してしまい、植生をぶち壊す侵略者になっているそうです。たくさんあるなら食べればいいじゃんと思われるかもしれませんが、食用のくず粉になるまでの手間がかかりすぎて、コストに合わないらしいです。日本で一般的に食べられている葛餅はくず粉に小麦粉などを混ぜたもので、本当の葛餅を食べたことがある人は少ないんです。厄介者の葛ですが、元々は、マメ科のため、土壌改良のために植えられたのが手に負えられなくなったパターンが多いんです。初期では地盤を良くするために貢献したのに終盤になると厄介者扱いされるなんてなんと言えばいいのか..。

最近渉外の手伝いをしている時にふと、どうやって学生フォーミュラの活動ができる環境を整えたんだろうと思いました。スポンサー様とのコネクションや、ガレージ、工場などの施設をはじめとして、CUFPの発展初期に動いてくれた先輩方にお辞儀をしたいです。

自分たちは整えられた土壌で活動をしています。大会では大きな花を咲かせられるように日々努力したいです。

追記

瀬戸内海の魚多めです 弾力あってぶちうまです