1年生の思い出

こんにちは、サザエさん世代の蛯沢です。ジュエルペットも通りました。

テスト期間が終わったと安心していた矢先、大量のレポートに追われました。今こうして乗り切ったことがとても幸せです。最近の口癖が「未来見えてる?」なのですが、この週は未来が見えなさすぎて自暴自棄になっていました。やりきったことが本当にうれしいです。特に政治哲学のレポート課題は、このブログで鍛えられた長文をひたすら書くという能力のおかげで乗り切れました。今から始めるなら何時には終わる、よし、いける!という日々の連続でした。レポート課題はこまめにやることが大事ですね。精神衛生によくないです。毎朝今日の頑張りにかかっている、というストレスがあるなか起床しました。この何とか乗り切ったという経験を自信にする一方、そもそもこんな風にならないよう適度にストレスを分けていこうと思います。

また、今回の全体の成績は普遍科目がGPAを非常に支えてくれました。レポート課題の努力と共に先生方のやさしさが感じられます。私の中では許容です。よくがんばった。どの授業も内容自体が興味深いものが多いです。お話として聞いていたい。来年はどうしましょう。取りたい授業もありますが、必修科目との兼ね合いも考えないといけませんね。でも、諦めたくはないので計画的にコツコツと頑張ることを目標にしたいと思います。と言ってできないままここまできているので、結局直前の追い込みが鍵になる未来が見えちゃってますね。

後期の思い出はなんといっても物質科学の工学入門Cです。対面で研究内容をお話ししてくださいました。この授業を受けていたのは私だけでした。とても幸せな時間でした。もともと材料に興味を持って大学に入っているので、材料のお話はもちろん面白く、またどこのコース?とか、学生フォーミュラの話とかいろんな話をしました。毎朝1限にもかかわらず来てくださった先生方、毎週来てくださった物質科学コースの担任の柴先生、本当にありがとうございました。

一年を通して受けていた集中講義も思い出深いです。もともとは地域展開科目を取らなくてはという思いで探して見つけた授業なのですが、見つけた自分は偉いと思います。一番私に合った授業でした。アートに関して触れる時間で、毎週の授業以外にもワークショップがあったりイベントに参加したり作ったものを飾らせてもらったりしました。私が美術の能をもっているわけではありませんが、どうやって芸術作品をつくっていくのか、アートにどう向き合っていくのか、といった思考は知りたいと思っていました。普段かかわることが少ない他学部の方と話すこと、また先生とお話しすることなど会話が生まれる授業で学びが多い時間でした。最後の作品は駆け込みで作りましたが、まさか形になるとも思っていませんでした。このアイデアおもしろいねと言ってくださったおかげでやりきることができたと思います。すごく楽しかったです。

いつのまにか思い出特集になっているのであと2つの授業をあげたいと思います。まず、経済学の授業です。この授業で「ラグランジュの未定乗数法」がでてきたことが挙げた理由です。経済学が前期の授業でまだ習っておらず、理系の人はわかっていたほうがいいと言われましたが全く分からなかったものです。後期の微積分学で出てきて驚きが隠せませんでした。経済学で出てきて微積分学ででてきてそのあと同級生にも教わったので思い出が濃縮された言葉になりました。もう一つは、「連接概念による数の見直し」「線形性の使用から使える本質・概念へ」という授業です。どちらも同じ先生の授業で数学に潜り込むような授業でした。これもまた数理・データサイエンス展開科目を探していた時に見つけました。高校の先生の影響で数学の基礎の視点を変えてほしくて受けました。この授業では先生が何度も何度も説明してくれて、「線形性」のほうは結局何も掴めませんでしたが「数の見直し」のほうは理解がなんとか追いつきました。この講義の思い出はもう一つ、エコパ試走会と被ったことです。行きたかったので1日だけ参加して電車で帰りました。いい思い出ですね。

すべての授業に思い出がこもっていますがちょっとここら辺にしておきます。とにかく興味だけで授業を取ってきました。逆に興味がないと本当に取りたくないのでそれはそれでよくないなと思っています。でも、この一年の授業を振り返ると結構満足してて、私らしい大学生活になってます。直したいところは成長を期待して、2年生の時間を必死に掴んでいこうと思います。