新入生達へPart3

 堀田です。遂に最終部「渉外、広報、プロジェクトマネジメント」についてです。実は毎日三十分以上考えながら書いていたのでちょっとした達成感がありますが早速本題に入ろうと思います。

 第一部で軽く触れたように、学生フォーミュラでは一年間という長いようで短いスパンで車両を設計、製作、試走し大会に臨むというサイクルで活動し、その合間の時間を縫って各静的審査(書類審査)の準備をしています。時間と人的リソースを有効活用するためには限られた時間で各個人にタスクを割り振り、皆で協力してこなしていくことが必須になります。それだけではありません。学生フォーミュラは学生のサークル活動として活動している側面からどうしても活動頻度はモチベーションに頼らざるを得ません。上級生になると、一年間というモチベーションを保ち続けるには長すぎる期間で個々人が意欲を持って活動できるようにするためにはどうすれば良いか考える事も多くなります。

 そのような問題を解決するための手段の一つとしてプロジェクトマネジメントを行っています。内容としては普段のミーティングを通したタスク割り振り、共有カレンダーへの予定書き込みと進捗管理、新入生への勉強会、この活動を通して何になれるのか、何が出来るようになるのかを知って貰うための講習会などを行っています。一昨年度から試験的にマネジメント班を導入してマネジメントを専門的に行う人員を配置したりもしていました。まだ実験的な内容が多いですが、縁の下の力持ちとして大事な役割だと考えています。

 そして広報も大事な活動です。プロジェクトを運営する上で人員の多さは大きなアドバンテージになるので、新歓の時期は特に力を入れ、より多くの人の目に留まるよう、より多くの人に興味を持って貰えるよう工夫しています。

 また、学生フォーミュラにはモータースポーツチームとしての側面があります。つまり、スポンサーを集め、活動資金や車両に使用するパーツを頂き、その支援への返礼を行っています。渉外としてスポンサーを集めるために自分達から営業をかけ、活動紹介などを通して活動内容に協賛いただき、支援していただくという流れになっています。少しでも活動内容に興味を持って貰うために、また支援に対する謝意を伝えられるように努力しています。

 どれも車両の速さに直接関係があるわけでは無いですが、速い車両を作るためには強力なプロジェクトの運営が、つまりプロジェクトマネジメントと「ヒト・モノ・カネ」の三要素を集めることが必須だと自分は考えています。得られた結果が見えづらく、上手く行かないことも多いですがこれらから得られる経験は文理関係なく将来に多いに役立つと思います。企業と関わりのあるサークルやプロジェクトを運営する活動は他にもありますが、それらと学生フォーミュラの最も異なる点として、要素が複合的である事。つまり得たい目標に対して様々なアプローチが可能である事が挙げられると自分は考えています。

 最後になりますが、この三部作を読んでいただけた人がいたら、あわよくばこれらを通して活動内容に興味を持って頂けたら大変嬉しく思います。今度はガレージでお会いしましょう!