こんにちは、1年伊藤です。
先日は富士スピードウェイにて合同試走会がありました。今までの走行は自分たちだけでしたが、今回は他大学と合同ということで、ほかのチームがどんな走りをするのかを初めて見る機会となりました。自分としては非常にいい刺激になったと同時に、今の自分たちのチームが遅れを取っていることを認識し、もっと頑張っていかなければと気を引き締めるいい機会になりました。
今回、午前は計測担当ということでプレハブからスキッドパッドとアクセラレーションを、午後はスタッフとしてポスト3からオートクロスの走りを見ていたのですが、やはり、京都工芸繊維大学が速かったと思います。そして、工学院大学が、特にスキッドパッドで非常に速かったのが印象的でした。
自分がポスト担当だった前半のオートクロスでは霧がかかったり晴れたりしながらの走行だったのですが、路面はところどころドライアップしつつある状況でした(13:30~14:30)。その時の走行は京工繊と工学院が交互に走っていましたが、京工繊の低速域での動きが気持ち悪いくらいにキビキビ動いて向きを変えられていてさすがだと感じていました。コース後半の左ー左(13,14コーナー?)では出口でほんのちょっぴりアンダー気味に見えたものの前がクッと入っていけてる印象で、強いなと感じました。また、意外だったのが工学院で、左ー左のコーナーではほとんどニュートラルで曲がれていて、クルマが決まっていそうな雰囲気でした。ウェットコンディションでは路面の状況が刻々と変化するので一概には比較できませんが、この2台が飛び抜けているように感じました。我々はというと現段階で勝っているのは加速とエンジン音ぐらいで、これからの1.5か月、少しでも近づけていけるよう自分にできることを精一杯やろうと思いました。
次の22,23日のもてぎ試走会ではいよいよパドルシフトが載る予定なので、それに間に合うよう試作を重ねていきたいと思います。個人的に、もっと敵情視察すればよかったと反省しているので、もてぎではどんどん他チームのマシンを覗き見していきたいと思います。