どうも、岡田です。
シャシー、サスペンションを担当していました。最後に卒業日記を書かせていただきたいと思います。
私が学生フォーミュラに入ったきっかけは「車に興味がある」や「F1が好き」という理由ではなく、同じ学科の先輩が多くいるので授業の過去問がたくさんもらえるというところからでした。他のサークルにも入っていたので、最初は片手間で活動に参加しようと思っていました。ですが、先輩たちの活動に対する姿勢や大会に向けた本気度、試走会や大会でのマシンをみて心動かされるものがあり、どんどんフォーミュラ中心の生活になっていきました。
大学生活をフォーミュラ中心で過ごしたくさんの経験をさせていただきましたが、そんな中で気づいたことを2つ書いていきたいと思います。
つらい作業や苦しいことは一人でやらないです。
フレーム製作といったきつい製作をするとき夜通しでやることが多かったのですが、誰かがいるのといないのでは楽しさも精神的にも断然違いました。また、コストという頭のおかしなことをやらなければいけないときにはひとりでやっていても捗らないし1ミリも楽しさはありません。やはり、つらい時こそ仲間とともに作業をして少しでも楽しく活動することが大事だと気付きました。
自分で考え、行動することです。
当たり前のことかもしれませんが、このような積極性は何をするうえでも楽しさにつながるのかなと思いました。1、2年生の時は先輩の言われたことをそのままやり、何も考えることなく活動していました。しかし、3年生の自分の代になってからマシンのこと、チームのことを考え始めるようになりました。設計製作チーム運営など今までの先輩たちの考えを理解したうえで、引き継ぐところ新しく変化させるところを自分なりに考え実践していきました。このような行動を始めてから格段にフォーミュラが楽しくなり、積極的に行動する大事さに気づくきっかけになったなと思います。このように自分で意図や理由を考えて行動することが視野を広げ物事に対する楽しさが増すのかなと思います。
学生フォーミュラは一年で一台の車を作り走らせるというかなりハードなことをやっているので楽しいことだけではないと思いますが、自由に自分の考えが形にできる唯一の機会だと思います。現役メンバーにはぜひ楽しんで学生フォーミュラをやって頂けたらなと思います。
最後になりますが、私は先輩、同期、後輩に恵まれて楽しい学生フォーミュラ生活を送ることができました。ありがとうございました。また、大会などで会ってお話ができればと思います。
現役メンバーはこれからも頑張って千葉大学を関東の雄にしていってください。