こんにちは、今年大学院を卒業した本宮です。
学生フォーミュラ現役時はエアロデバイスを主に担当していました。
卒業日記ということで簡単ではありますが、書かせていただきます。
振り返ると入学から卒業まであっという間でした。
大学生活の大半をフォーミュラ関連で過ごしたわけですが、活動中は次から次へとやることがあり、時間経過が恐ろしく早く感じました。
一番印象的だったことは、初めて目に見える成果であったCFRP成形の改善ですね。
改善以前は余分の樹脂の付着や気泡などで、空力、重量面で問題がありましたが、製法の見直しにより、サラサラの軽量なウイングが作れました。
嬉しさのあまり、よくウイング表面をナデナデしていました。
また僭越ながら現役メンバーへのメッセージといたしまして、
「考えたものを何かしら形にしていくこと」を大事にしていってほしいです。
勿論、リソースや設計の完成度等、考慮する点は多々ありますが、
特に細々とした設計をしている段階ですと、自分が何を作っているかわからなくなりがちです。そのため小さくてもいいので、見える形で成果を確認することはモチベーション向上や現物確認による新たな改善点の発見に繋がるかと思います。
また、今年の学生フォーミュラは外野として応援しにいこうと思います。
新しいマシンの活躍を楽しみにしています。
以上です。