卒業日記③ 戸塚

こんにちは、戸塚です。現役時には駆動系、冷却系を担当していました。

卒業したということで(独り言のような)日記を書かせていただきます。

自分がこのフォーミュラで初めて見た部品はアルミのリアバルクヘッドとアップライトでした。その部品を見て「綺麗な設計だな」、「複雑な加工だな」と感じました。そこで誘導されるがまま部室に案内されました。しかしそこにあったのはカオスな状態になっていた部室でした。そしてそのカオスな部屋の真ん中にフレームが固定されていました。

まさかこんなカオスで製作していたとは思いませんでしたが、それでも真ん中に居座るフレームはいろんな考えが詰め込まれた形だなと感じていました。入部してすぐ自分が始めたのは部品の整理整頓と掃除でした。まさに下積みって感じでしたが、それは大事なことだったと今でも思っています。

そして現在の部室の中は部員の努力のおかげか“多少”綺麗になったかと思います。が、キレイな部屋でこそ最高のものが作れると思いますのでこれからも常にその状態以上の整理、整頓(、掃除、清潔、躾)をしていってほしいと思います。

前置きは長くなりましたが今、大学院を卒業した自分が振り返ってみて伝えたいことは

まず、“縁を大事に”です。

大学には三年次編入で入りました。理由の一つは大学でより多くの人とかかわりを持つためです。高専でも、やはり何か手を動かして「ものづくり」する機会というのが多々ありましたが、一人でやれるものづくりは限られてるなと感じていました。当然、一人の知識、アイデアも限られます。しかし、一人ひとりの知識、アイデアはみんな違います。そのため多くの人と出会うことで、多くの知識、アイデアを獲得する機会が増えます。ここで重要なのはただ出会うだけではなく、出会った仲間の信頼を得ることだと思います。信頼を得ることでおのずと相手の知識、アイデアを獲得することが出来ます。

そのため、フォーミュラで得た知識、経験も大事ですが、フォーミュラの活動で得た人との繋がり、信頼、つまり“縁”をもっと大事にしてほしいと思います。

次に“楽しめ”です。

学生フォーミュラは部活やサークルの中で一番つらいことが多いと思います。でも一番つらいことに対して一番楽しいことが付いてきます。同じ4年間なら、濃く、濃く、さらに濃い時間を過ごした方が得というものです。そしてその環境は“楽しんだもん勝ち”です。口悪くいってしまうと、この経験を楽しめなきゃ仕事もそれなりになってしまうと思います。

ここで自分の好きな言葉を1つ

Study like a Dog; Play like a gentleman.

泥臭くたっていいと思います。かっこ悪くたっていいと思います。辛いことはたくさんあります。でも楽しんだもん勝ちです。学生フォーミュラは多くの学びがあり、正直学びきれないです。でも一部でもいいです、そこでした経験を“こんなことしてきたんだ”、“すごいだろ”って目を輝かせながら話してみてください。必ずそれを評価してくれる人がいます。

最後になりました。

自分は小学生時の卒業アルバムの夢には“設計士”と書き、中学生時の卒業文集には、“自動車の設計士になる”と書きました。

そして今、夢の真っただ中に来ました。“努力すれば夢は叶います”は嘘です。叶うまで努力しするものです。

ここまで自分を成長させてくださった多く人に感謝申し上げます。そして、これからの学生フォーミュラ関係者、並びに千葉大学フォーミュラプロジェクトのメンバーに栄光あれ